乙姫:「たこめし」孤独のグルメの軌跡を辿る:愛知県日間賀島
今回は、愛知県知多半島の南に位置する日間賀島にある食堂、「乙姫」さんに行ってきました。このお店は、人気ドラマ「孤独のグルメ」のシーズン4第五話で主人公の井之頭五郎が訪れた食堂で、ずっと前から行きたかったお店です。
日間賀島には、知多半島の南端の港町「師崎」から船で行けます。
船着き場の近くには、1時間100円の駐車場がありまして、そこから船に乗り換えました。
船の乗り場は、土産物売り場になっています。
今日はあいにくの雨でしたが、天気が良ければイルカと遊んだりできるみたいですね。
往復の切符を買って乗船します。
大人で往復1500円位でした。
高速艇に乗っていざ出発!
高速艇の中は一列に3人掛けの席が二つあり、6~7列ありました。
日間賀島には東と西に船着き場があり、今回は西で降りる人が殆どでした。
「乙姫」は、日間賀島西で降りてすぐの場所にあります。
船着き場の近くでは、島の名物のタコがお出迎えです。
コロナに注意ということで、タコもマスクをしておりました。
今回は見に行けませんでしたが、東の船着き場にも、あるとのこと。
「乙姫」さんの開店まで時間があったので、土産物屋さんに入りました。
「多幸まんじゅう」というお菓子が人気で、売り場には行列が出来ていました。
どうやら、焼きたてが食べられるようで購入しました。一個55円で安かったです。
中はこしあん、味は甘すぎずスッキリ系。
こんな感じでタコを形どったかわいいデザインの饅頭です。妻のは、フグの形をしていました。多幸と福ということで、縁起物なのでしょう。
島の交番もタコデザインとなっておりました。
いざ「乙姫」へ!
11:30から開店とのことで、11:00には誰も並んでいる人がいなかったので油断していたら、11:15には結構な人数が並んでいました。ちょっと早めに開店してくれて、11:20位にはお客さんを入れ始め、食べ物の提供がスタートしました。
お店の入り口で狸が店番してました。
フグと招き猫のオブジェがありました。
店内の大きな水槽にはタイやヒラメ、メバル、貝類、イセエビ、ワタリガニ。袋に入った大きなタコ、そして1mくらいのエイが泳いでいて子供達は大喜びでした!
メニューはこんな感じです。
井之頭五郎が頼んだメニューの内、赤車海老、シラスの天ぷらは今回提供できないとのことで断念。たこめし、さしみ定食、煮魚定食、大あさり、たこの丸ゆでを頼みました。たこの丸ゆでは2000円より…なのですが、今回は2000円でした。たこめしは、ある時とない時があるそうです。今日は良かった!
さあ!まずは、たこの丸ゆで登場!
店員さんのご指導で、ハサミで足の根本の方から切っていきます。
軽く塩味はついていますが、醤油等で調整すると良いでしょう。
ハサミで切って口に放り込むと弾力があり、噛めば噛むほど磯の香りが広がります。
しっかりタコだ!
子供には歯ごたえが強いみたいだったので、足の先端の方をあげたら、美味しいと言っておりました。
足を食べ終わって、胴体部は家族が食べなかったので私が食べました。かなりのボリュームでした。向こう二年分くらいタコを食べた気分になりました。うーむ満足。
そして大あさり降臨。一人前で2つ。口に頬張ると、柔らかく、噛むとジュワーっと旨味が口の中に広がります。身を食べたら、貝殻に残ったダシを含んだ甘ダレをグイっと頂く。タマランです。
締めのたこめし到着!ふっくらモチ米に、タコの旨味が染みて、これまた旨し。さらに添えられた海苔の佃煮を上に載せて食べると、超絶ウマシ!!!!!子供は海苔の佃煮など普段食さないのに超気に入ったみたいです。おみやげに一瓶購入。
赤出汁の味噌汁も味わい深く、死角なし。
参考としまして、刺身定食はこんな感じでした。
お刺身はプリプリだったそうです。
それから煮魚定食はこんな感じでした。子供、大満足。
船で島に渡り、食べる価値十分にありです。
ずっと食べたかったのですが、想像の上を行く美味しさでした。
もはや思い残すこと無し!
いや、まだ未知のうまいものがまだまだあるに違いない!死ねん!
しかし、愛知県って海の物、陸の物と美味しいものいっぱいですね。
ご馳走様。
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