飯島真理は飯島真理のままで - 静岡ラーメンぶらり旅

こんにちは近衛門です。

今回は、我が青春の象徴、シンガーソングライターの「飯島真理」さんにまつわる思い出を

紹介したいと思います。

・飯島真理さんとの出会い

私が飯島真理さんを知ったのは中学1年生の頃、劇場版アニメの超時空要塞マクロスの挿入歌「愛おぼえていますか」をバスで聞いてた時でした。当時は路線バスでラジオとか流していたんですね。1年程前にテレビ版の放映はあったのですが、日曜日に放映されていて町内の少年ソフトボールの練習とかち合っていて、殆ど見ることができなくて、雨などで練習が休みの日に見る程度で、飯島真理さんがアテレコしているリン・ミンメイは初々しいしくて良かったけれど、あまりハマる程ではありませんでした。

しかし、中1！恋に恋する歳！「愛おぼえていますか」に私のハートは鷲掴みでありました。今思えば、歌っている飯島真理さんに心奪われてたのか、アニメキャラのリン・ミンメイに心奪われたのかと言えば、歌にやられたという感じでした。飯島真理さんはメディアへの露出もあまりなかったので、パソコン雑誌ポプコムの折り込みピンナップはずっと大事にしていました。このピンナップ、前髪ぱつんぱつんの飯島真理をバストアップで真正面から撮った色気もへったくりも無いものでしたが、これしか無かったんですよ。覚えている人いますかね。それからFM放送でやっていた飯島真理がDJを務めていたレゴパル音の仲間たち飯島真理の青春音楽館は、何故かビデオテープに録音してずっと持ってました。それから、人に言う事は無かったけれど、ずっと何となくですが、気になるアーティストだったのです。

私の独断と偏見で彼女の楽曲のベスト１０を発表いたします。

１０位　アイラブユーは言えない

　　　（アルバム：キモノステレオより）

　　　　疾走感があって軽やかなメロディー

　　　　ラインが心地良い曲。

　　　　明日になったら、戻ってくるさ！

　　　　青春の歌だよな。

　９位　フォトグラフ

　　　　確か少女漫画雑誌の㎝に使われて

　　　　いましたよね。

　　　　昔の恋を振り返る曲で、「少しセピア

　　　　に染まりかけた、あなたの微笑」

　　　　ってところが胸が痛くなります。

　　　　私は乙女の心を持った御髯ジョリジョリ

　　　　オジサンなのですね。

　８位　ミスターグルービー

　　　（アルバム：blanche）

　　　　軽やかでおしゃれで、

　　　　それでいて胸が痛くなる曲。

　　「１９の夏かーらー、あなたに恋してる～」の

　　　　「かーらー」がなんかいいんだよね。

　　　　独断ですが、EPOの「音楽のような風」

　　　　と似ているけど、軽やかな恋と

　　　　重い恋って感じの違いがありますね。

　７位　名前の無いアベニュー

　　　（アルバム：キモノステレオ）

　　　　今でもふとした時に思い出す曲。

　　　　時代に流されないで、昔の姿を

　　　　残した街並み、少なくなって寂しいです。

　６位　セシールの雨傘

　　　　２０年くらい前は、かなり上位で

　　　　好きだったです。でもさすがに今は詩の

　　　　シチュエーションに時代を感じますな。

　　　でも、やっぱり好きだな、このメロディー。

　　　花柄の傘とすれ違うたびに、

　　　君じゃないかとのぞき込むのさー

　５位　ブルーベリージャム（アルバム：ROSE)

　　　　若い時は１位の曲。

　　　アルバムの最初の曲にぴったりでしたね。　

　　　しかし、以後似た曲の無い実に個性的な

　　　曲ばかりです。

　４位　スコールの少年

　　　　今でも雨が降るとよく思い出す曲。

　　　　突然降りだす雨、ビルの谷間へと～

　　　　それで、今でも褐色の少年が楽しそうに

　　　　語りかけてきた言葉の意味ってのが

　　　　分からないです。

　　　　雨なんかすぐ止むからへっちゃらだい！

　　　　へへへ！かな。

　３位　愛おぼえていますか

　　　　初めて聞いた、あのバスの中の

　　　　メロディー、歌声、記憶に残ってます。

　２位　ガールフレンド（アルバム：midori）

　　　　親友の恋に気遣う女子の歌。

　　　　なんか青春って感じ。

　１位　ホームセンターマキヤの歌

　　　　静岡のホームセンターマキヤの歌。

　　　　マクロス放映時くらいにテレビの

静止画CMで流れていて、

　　　　その声にハッとした。

　　　　長年ネットで検索しているが

　　　　全く記録なし。私の勘違いなのか？

　　　　あなたの暮らし、私の暮らし、

　　　　ナイスデー、ナイスライフ

　　　　ホームセンター　マ　キ　ヤ！

　　　　という歌詞。

　　　　それでは、本当の１位！

　　　　シークレットタイム（アルバム：ROSE)

　　　　やっぱいい。コンサートで聞いたら

　　　　最高だったに違いない。

　　　　可能性未知数って感じだった。

　　　　この頃の全てがつまった曲。

・ビックになるチャンス

彼女は、坂本龍一にニューミュージック界の松田聖子になって欲しいとプロデュースされたり、山下達郎にプロデュースのチャンスはあったけれど、自分は自分の音楽をやるって蹴るんですよね。当時の私は、ああ、もっと彼女は有名になれたのに、自分を押し通すんだな、もったいないなあって思いました。ネット情報では、リン・ミンメイ役も嫌いだったみたいで、コンサートでミンメイって言わないようにお客さんに警告があったとも。本当かどうかは分かりません。私の住む静岡にもコンサートに来られた時があり、(確かミスレモンというアルバムを出した)私は初めて彼女のコンサートに行ったのですが、落ち着いた感じで良かったです。それから、彼女は結婚したり、離婚したり、子育てに追われたり、アニメを見直したり、アルバムを出したり色々頑張ってます。

・飯島真理フォーエバー！

最近の歌は思い出尊重主義で全然聴いていませんでした。私は中年のおっさんで妻子持ちですが、半年くらい前に飯島真理さんが神奈川県のFMの深夜番組に出演するという情報を見つけ、心乱れました。配信エリアに住んでいないので、ネット経由でなんとか聞きました。必死であります。そしてオンエア！懐かしの曲！曲！曲！ブルーベリージャム！新曲？出すのか！ふむふむ、過去のビクターのアルバムをデジタルリマスターで再販するのですか、特典で当時PVのDVDが付くのですね、こりゃ豪華ですねと安心して聞いていました。なのに！ここで終わっておけばいいじゃないか飯島真理！話を続けます。実はビクターから曲の音声の部分を省いたカラオケを特典に付けましょうという提案が当初あり、これはアーティストだけの物であるべきなので、私は断りました…とのお話。ははは。私よりも若干年上ですが、やっぱ飯島真理は死ぬまで飯島真理で私の心をヤキモキさせるのだなって思いました。

これじゃ、さらば青春の飯島真理って言えないよ。