静岡ラーメンぶらり旅

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真崎菓子舗:謎の銘菓「おろんがえ焼き」に迫る!:長崎県諫早市

こんにちは近衛門です。

私が営業で、長崎県諫早市の県道57号を通って、島原方面に向かう途中、諫早市立小野小学校の手前に年季の入った和菓子屋兼たばこ屋風のお店が見えるのですが、いつも気になって仕方なかったのです。看板に丸ボーロ、カステラと書いてありまして、まあ長崎ですから名産ですよねって思うのですが、「おろんがえ焼き」というものが書かれて居るのです。「おろんがえ焼き」???オランダ帰りの、なんか焼き菓子みたいな?なんなんだ!おろんがえって!と2年くらい妄想を膨らませていたのですが、ついに今日、謎が明らかになりました。あいにくの豪雨だったのですが、女将が親切に名前の由来など教えてくれました。

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お店はこんな感じです。中はけっこう広くて色々なお菓子が売られていました。さて、おんがえ焼き。こんなパッケージでひとつ100円で販売されていました。

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女将いわく、おろんがえとは、この地域の言葉で自宅とか我が家とかそういった意味だそうで、この「おろんがえ焼き」は地域で昔から作られていたお菓子だそうです。しっとりとした円形のカステラの中に、すり潰したゴマのあんが入っています。甘さは控えめでゴマの香ばしさが際立っています。日本には未だ見ぬお菓子が、まだまだ沢山あるのですね。全て知りたいし食べたいなあ。女将!長生きして、このお菓子を守って下さい!謎が一つ解けた!ご馳走様でした。